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ドラえもん短歌

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ドラえもん短歌|駿河屋

内容紹介

ドラえもんをテーマに募集された傑作短歌集。

57577のリズムに乗せて、「ドラえもん」のなかまたちや、ひみつ道具を読み込んだ短歌。それが「ドラえもん短歌」です。

 自転車で君を家まで送ってた どこでもドアがなくてよかった 

 失恋をグウで殴ってもう決めた 私今日からジャイアンになる

 僕たちが今進んでいる方向の 未来にドラえもんはいますか

 かんたんな日本語だけでつくられていますが、その内容は、だれもがうなずけたり、ぐっと来たりする、意味の深さを持っています。
 また、文字数を数えてみると、見事に57577と、紛れもない日本の伝統的な短歌の一首として完成しています。

 本書は「かんたん短歌」の提唱者として知られ、若者に圧倒的支持を受ける歌人・枡野浩一がネットを中心にでおこなった呼びかけに、全国から続々と寄せられた「ドラえもん短歌」の傑作選です。
 日本人ならだれもが笑えて共感できる、新・短歌ジャンル「ドラえもん短歌」。
 単行本版93首に、刊行記念コンテストの入選作から7首を加えた、待望の文庫版。
「ドラえもん」× 「短歌」という言葉のひみつ道具を使い、ぼくたちの今の想いを詰め込んだ、22世紀に届けたい決定版です。